移民として活躍した西村日出穂さん

西村日出穂さんはブラジルに移民として入植された方の一人です。
その名前はあまり歴史上知られることはありませんが、日本で農業を営んでいた経験を生かし、ブラジルで何もない更地を耕して農業を始められました。
なれない土地で作ったこともない作物が育つかどうか、研究実験を重ね入植されてから数年後には見事に果物の畑を成功させ、それから数年後には人を雇えるまでの農家に成長しました。
また日系人の間のコミュニティでは、新しく入植してきた方のお世話をしたり、言葉の通じない方々のお手伝いをして人々の取りまとめ役を買って出てくれた人です。
子供達の教育の為にも、日本語学校を作り、現地の言葉だけでなく日本語学習にも熱意を注ぎ、自ら教壇に立つ事もありました。
私生活では5人のお子さんに恵まれ、お孫さんは15名にもなり、年2回は家族全員で集まり家族のつながりを大切にした人です。
ブラジルに入植されてから一度も日本に帰ることはありませんでしたが、西村日出穂さんのように世界で活躍した日本人がいる、という事は私達にとって非常に誇りなことです。